調べものをするときに文献をみたくなることがあります。
誰それが、こんなことを言っているとか説明されているところを自分でも確認してみたいと思うことありますよね。
その説明文に、文献NOがルビされていて、そこを見るとどういう文献の何ページに書かれているとかの情報が見れる場合が有ります。
自分の場合は、その文献を見たくなるのです。
その衝動にかられて、いろいろと検索しているうちに、そんな文献を見ることが出来るサイトが有ったので、紹介したいと思います。
無料で見れるところになります。
Semantic Scholar
ここは論文が見れるところです。
調べていると出元が論文の内容の説明だったりすることがあるのですが、論文のタイトルまで書かれている場合に、検索すると結構ヒットします。
論文の作者でもヒットします。
このサイトの”Terms and Conditions of Use”について見てみましたが、”Any User Content you post to the Sites publicly will be considered non-confidential and non-proprietary.”と書かれていました。
”non-proprietary”とは、著作権に保護されていないという意味ですよね。
なので、割と安心して活用できると思います。
それでも、基本、引用という形で一部を紹介しておけば、それに越したことはないのではと思います。
Internet Archive
ここは、かなり昔に出版された本を丸ごと1冊読めることが出来るサイトです。
参考文献の年代を見ると数十年前の本が参考元になっていることもざらにありますが、中身を見るなど無理と思っていました。
ところが、ここにたどりついて、いろいろと検索していると結構ヒットして、丸ごと1冊の本が見れることがわかり、「これは、すごい」と感動しました。
本は、ネットでも、売っているのですが、まず、海外からの郵送になりますし、届くまでに何日もかかりますし、それなりの購入費が必要です。
電子書籍もありますが、これも、そこそこの価格です。
本そのものが欲しいわけではないし、本の全部を読みたいとも思っていなく、その中の、数ページだけ見たいということなので、普通なら、そこまではできないです。
調べもので、参考文献の部分的な箇所で具体的にどういう記述がされているのかを、読んでみたいというこだわり派にとっては、すばらしいサイトだと思います。
無料で見れます。